耐震補強改修工事 約30年ほど前までの住宅は、無筋コンクリートの基礎が多く、現在の鉄筋を入れた布基礎やベタ基礎と比較すると、強度不足は否めません。 こういった古い独立基礎の場合は、コンクリートで基礎を一体化したり、コンクリートを増し打ちします。 又、クラックなどの症状の場合は、専用の注入剤で補修します。 長年の湿気やシロアリによって土台や柱、梁などが腐朽または老朽化した場合は、その部分を取り替えることが出来ます。 新しい土台には、防蟻処理した木材を使用します。 柱が引き抜けないように専用金物を取り付けて、柱を土台にしっかりと固定し、足元部分を強固にします。 また土台と基礎を留めるアンカーボルトがない場合は、アンカーボルトで固定することが必要となります。 古くなった住宅の場合、接合部に金物が使われていない場合も多いいため、木材の抜けを防ぐためには、強度不足の接合部分を金物で補強します。 耐力壁は、壁を新設する場合と既存壁の剛性を高める場合があります。 既存壁は、外壁をはがして外部から補強する方法と、室内側から補強する方法があります。 柱と横架材の接合部に金物を取り付け、ブレースをかけます。 筋かいを、たすき状にかけて、接合部分は金物を使って補強し、構造用合板でより強固な壁にします。 ブレースの場合も同様にできます。 床面の補強は耐力壁と同じように、横架材の接合部に金物を取り付け、ブレースをかけます。 ●壁の補強 外壁をはがさずに、外壁側から鉄筋ブレースや鋼材で壁を補強します。 ●柱脚の引き抜けに対する補強 外付けホールダウン金物やアラミド繊維ロープなどを注脚と土台、基礎などの接合部に取り付け補強します。 重い屋根材は、建物全体に負担がかかり、それを支える耐力が必要になります。 軽量で丈夫な屋根に取り替えるか、耐力壁などで耐震性を強めます。 耐震改修費補助金に関するご相談も承ります。こちらから 申請に必要な補強計画のご相談はヤマト住建まで お問い合わせ 耐震補強改修補助金はこちら